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――まず、簡単に自己紹介を。

『仮面ライダー555』でドラマデビューし、主にドラマや映画で活動を…。

――初舞台は?

ミュージカル『テニスの王子様』です。初舞台はすごく緊張しましたが、少しは慣れてくるものなんですね。今回の『BLEACH』再炎で、舞台は4回目になるんですけど、やはり最初の頃とは緊張の仕方が違う。最初が大きな舞台だったから良かったです。

――映像との違いはありますか?

舞台は、長い稽古期間があって、みんなで一緒に一つのものを作り上げていく、カンパニーとしての楽しみがありますね。お客さんの前で直に芝居をするわけですが、今は最初の頃より少し慣れてきて、本番も楽しんで演じられるようになったかな。映像だと、特にゲスト出演で行ったりすると、いきなり出来上がっているところに入っていって「はい、終わり」みたいな感じなんで(笑)そう考えると舞台っていいなって思いますね…もちろん稽古はキツいですけど(笑)

――藍染役に決まった時は、どんな心境でしたか?

テレビアニメの『BLEACH』は大好きでよく見ていたので、『BLEACH』自体は知っていたのですが、藍染は知らなかったんですよ。オーディションの時、まだアニメでは藍染が出てきてなかったから。もちろん、黒崎一護やルキアは知っていたんですけど、「藍染って誰なんだろう」って、そういう状態でした(笑)決まった時は、もちろん嬉しかったです!知っているメンバーも何人かいたので、そんなに不安ではなかったですね。

――原作コミックを読んだのはいつですか?

オーディションに行ってからですね。それで、「ああ、こいつなんだ」って思って読んでいたら、すぐ死んじゃって。その時は、「ええ!?」っていう印象でしたね。(笑)

――原作コミックを読んだ感想は?

ものすごく好きです。最近のコミックでは一番面白いですね。この舞台に関わってなかったとしても、好きになっていると思います。やっぱりこういうのって、男の子は好きですよ!(笑)ただ、ちょっと難しい言葉が多いかも。斬魄刀の名前とか、なかなか覚えられないですもん(笑)でもホント、かなりのめり込んで読んでますね。

――一番好きなキャラクターは誰ですか?

一番はやっぱり、自分の演じているキャラクターですけど…。一護のお父さんとか、岩鷲とか、面白いキャラが好きですね。

――『週刊少年ジャンプ』で、原作『BLEACH』は読んでいますか?

本性が出たときの藍染の顔、いつもの表情とがらっと変わりましたよね。今の顔に眼鏡を合わせても、最初の頃とは違うんじゃないかなぁ(笑)今、僕がやろうとしたら、相当メイクをしなきゃいけないだろうな(笑)

――藍染のどこに魅力を感じますか?

僕、結構悪役の方が好きなんですよ。最初良い人だったのに、全然違う悪い人になるっていう、そのギャップが藍染の魅力だと思います。今舞台で演じている段階までは、まだいい人のままじゃないですか。でも悪い人になるっていうのを知ってるから、秘めた悪い部分っていうのを芝居で出したいって気持ちも少しあったんですけど、やっぱりこの作品では、かなり徹底して良い人でいこうかなって思ってます(笑)

――前回の公演で、印象に残ったことはありますか?

あんまりダンスが得意ではないので…自分の稽古が休みの日も稽古場に行って、ダンスの自主練したり、他に休みの人を誘って教えてもらったりしてましたね。稽古場の横にもう一つ小さい稽古場が欲しいですねぇ。稽古中はみんなスペースいっぱいに使ってるんで、隅っこで自主練してても邪魔になっちゃったり…まぁ邪魔者にされてるわけじゃないんですけど(笑)恥ずかしいですよね、隅っこで一人でやってるの(笑)

――歌はいかがでしたか?

歌は…(雛森役の)クミちゃんがうまいですからね。クミちゃんはもう、ホント笑顔のずるい子で(笑)見つめ合ったら負けるんですよ、あの純粋な笑顔に。歌はホント、うまい人とデュエットできてよかったです。逆に迷惑をかけないように注意してましたね、僕の方が年上なんだけど(笑)ただ個人的には、もうちょっと激しいのが好きなので、カーテンコールの歌(※『変わらない気持ち』)とかはすごい好きです。

――稽古場の雰囲気はいかがでしたか?

めちゃめちゃ良かったですよ。やっぱ、"おじさんたち"がいるので…森山くんとか(笑)本人もそういう意識だったみたいで、みんなを引っ張ってくれましたね。終わってから飲みに行く率も高かったです。結構稽古場が遠い所だったんですけど、1時間だけでも飲もうって。

――本番中、印象に残った出来事などありますか?

ちょっとかんだ事くらいですね(笑)まあ、かんでもうろたえないで、普通に続けられるようにはなりましたけど。ただ、髪を地毛でやってたんですけど、本番前にパーマをかけて、それが公演の後半でほとんどとれてきて、ストレートになっちゃって。またパーマをかけにいく時間もなかったんで、みんなより早く会場に入って、ムースでクシャクシャにしてたんですけど、ホント髪の毛つくるのが大変でした。

――藍染の役づくりはどのようにしましたか?

やっぱり原作を読み込みましたね。あと、アニメのDVDを買って、藍染が出てるシーンをICレコーダーに声だけ録音して、特に難しい言葉の発音を聞いたりしてましたね。声自体を真似る事はできないので、とにかく低い声を意識して演じました。

――冬の公演で、大口さんご自身のパワーアップポイントはありますか?

もちろん役に関しても初回よりパワーアップしたものにしたいので、役づくりもまた一からやり直してつくるつもりです。しかも今回はカツラなんで(笑)それもお楽しみに。

――最後に、公演に向けての意気込みを。

初演よりいろいろなところがパワーアップして変わってくると思います。自分たちも初めてという気持ちでやるので、お客様も前回とはまた違ったロックミュージカル『BLEACH』をご覧いただけると思います。僕らもがんばりますので、期待して待っててください!