「太古の昔より吉凶を左右すると言われる神秘な魔石『パワーストーン』。それを手にした者は世界に奇跡を起こし、あらゆる願いが叶えられる。」と伝えられている。
 今、パワーストーンを巡って世界中の強者たちが動きだした!!

 ある者は一攫千金のため、ある者は真の強さを求め、また、ある者は世界征服のために・・・・・・。
 その中には、否応なしに大きく運命を変えられる青年がいた。
「くっそぉ、一体どうなってんだ。
俺の名前はフォッカー。世界一の格闘家になるのが俺の夢さ。勿論、今でもかなり強ぇえファイターなんだぜ。ところが最近、何か雲行きがオカシイんだ。

ことの発端は、勝手気ままに世界中を旅している俺のオヤジが『パワーストーン』とかいう変な石コロを俺あてに送ってきたのが始まりさ。
こいつが俺の手元に来てからというもの、訳の判らない悪党どもに狙われるわ、竜馬とかいう流れ者の侍には目の敵にされるわ、忍者の小娘には付きまとわれるわ、俺好みのイイ女、ルージュには軽くかわされるわ・・・。
まぁ、最後のはいいとして、どうやらこの『パワーストーン』に全て関係があるらしい。ほんとにこれじゃ命がいくらあってもたりねぇや。

そんな訳で、俺は望むと望まざるとに関わらず戦いの真っ只中へ。でも、正直言って俺は喜んでる。ましてや勝負を挑もうってヤツに後ろを見せるつもりなんかねぇ。
この『パワーストーン』にどんな秘密が隠されているのか?

・・・・・・そいつにも興味津々だが、何より俺が嬉しいのは、思う存分戦えるってことだ。
ク〜っ、何だか体中に熱い血がたぎってきたぜ!

ま、時にはピンチになるけど、俺様のカッコイイとこをバッチシ見ててくれよな。」

 第1話 「活劇! 秘石の謎」

 格闘場で激しい闘いを繰り広げるファイターたち。ここは世界一強い戦士を目指す物たちが集う場所。その中に『フォッカー』と呼ばれる青年がいた。彼は名門貴族の跡継ぎながら、敢えて過酷なファイターの道を目指していた。
 フォッカーの憧れは『ヴァルガス』という、この世界では知らぬもの無しのスーパーファイター。強さと華麗さで他を圧倒するヴァルガスは、フォッカーのような駆け出しファイターの羨望の的であり、また目標なのだ。フォッカーの夢への挑戦は今日も続く。
 だが、そんなフォッカーに転機が訪れる。冒険家の父から『パワーストーン』という石を預かるよう言い渡されたのだ。このパワーストーン、まだ幾つかが世界に散らばっているといわれる秘石で、この世の全てのパワーストーンを手に入れた暁には、所有者のあらゆる願いを叶えると言う魔石なのだ。この魔石の一つを手に入れたフォッカー。
 だがフォッカーがパワーストーンを手に入れた途端、何処からともなく彼をつけ狙う者たちが現れた! フォッカーの、新たなる闘いのステージが始まる!


 第2話 「風を斬る影の軍団」

 格闘技を極める……そのために精進を続けるフォッカーの元に執事のアポルスが飛んできて『お父上を探し出して下さい』と懇願する。勝手気ままに振る舞う父親・プライドの態度に釈然としないものの、この間知り合った占い師・ルージュに相談しに行くことに。しかし、フォッカーの行く手には『あやめ』たちが待ちかまえていた。勿論、フォッカーのパワーストーンを奪うためだ……。

 第3話 「燃えるサムライ魂」

 フォッカーと決闘をすっぽかされた竜馬。寒風吹きすさぶ中、一日中待ちぼうけを喰った揚げ句、風邪までひいてしまう。このままでは収まらない竜馬はフォッカーを探しに街へ出た。すると向こうからフォッカーがノコノコと歩いてくるではないか? 何としても勝負をつける! 竜馬の意気込みは凄まじい。それには、ある理由があったのだ……。

 第4話 「恐怖を呼ぶ幽霊船」

 フォッカーがオペラを見に行くことに。オペラも貴族の嗜み……というわけでは決してない。このオペラにルージュを誘っているからなのだ。しかし、待ちあわせの場所に現れたのはなんと『あやめ』。トホホなフォッカーに、あやめはベッタリ。嬉しくもアリ、悲しくもアリだが、勿論、あやめの本心は別なところにあった……。

 第5話 「女の子は怖いぞ〜」

 『アナタ、女難の相が出てるわよ』ルージュにそう占われたフォッカー。しかし、もともと女の子大好きのフォッカーにとって『女難』などあり得るハズがない…とフォッカー自身も思っていた。ところが、自宅に帰ってみるとそこには『許嫁』を名乗るキャッシーがいた! 『これが女難の相か…』茫然とするフォッカーを余所に、既に周囲は二人の結婚を前提に話が進んでいた。

 第6話 「もうひとつの魔石」

 『しまった!この俺がまけるなんて』…謎の石・パワーストーンのことが頭から離れないフォッカーは、バトルの最中に気をとられ思わぬ敗北を喫してしまった。そのお陰で今までさんざん儲けさせた店から叩き出されてしまう。そんなユウウツな時に、また父親から小包が。その中身はまたしてもパワーストーンだった。二つに増えたパワーストーンの謎。フォッカーは新たな石の送り先であるウッドランドへと向かうのだった。

 第7話 「眠眠山の荒修業」


 まだ十分に使いこなせないパワーストーンを何としても自分のものにしようと考えたフォッカーはワンタン、竜馬とともに新たなる修業を始めることになった。それは目もくらむ様な険しい眠眠山の頂上にある『オオワシの卵』を持ち帰るという荒行だった。しかし、その道のりは想像以上に厳しいものだった。しかもあやめと菊之丞の二人がフォッカーたちのパワーストーンを狙って跡をつけていた…。

 第8話 「強敵! クラーケン」


 珍しく苦悩しているフォッカー。パワーストーンを自在に操るワンタンと比べ、まだ全くコントロールできていない自分にイラついていた。『自分には何が欠けているのか?』--その答えが見つけ出せないフォッカー。そんなとき、海にバケモノが出没して犠牲が出ているという。早速フォッカーたちも現場へと向かったが、まだ力を使いこなせないフォッカーには焦りの色が…。

 第9話 「黒水晶の野望」


 父親を探してファイヤーランドへと向かったフォッカー。そこは間欠的に火山が吹き上げる火の島であり、ルージュの故郷でもあるのだ。しかし島は異様な雰囲気に包まれていた。街に活気はなく、人々には精気がない。大神官ネロスが統治するようになってから、島の安全を守るためと称して人々に莫大な寄付を課し、人々の生活が圧迫されているのだ。現実を知り、愕然となるルージュ。しかもルージュの水晶玉には『悪』を暗示する占いが出ていた。

 第10話 「夢で見た赤い月」


 ネロスにドス黒い悪意を感じ取ったルージュは、占いで対決することに…。困窮する人々を救い、昔のような活気溢れるファイヤーランドにするためには、ネロスによって追われた神官ガーナに再び統治してもらうしかない。ルージュの師であり、民に尊敬されていたガーナもまた、ネロスのワナによって命を狙われていたのだ。無論、フォッカーと竜馬もルージュの正義をかけた戦いに加わる。果たして、フォッカーたちは、背後に蠢く悪を叩き潰すことが出来るのか?

 第11話 「ゴールドラッシュ」


『オヤジがいる!!』 消息不明だったプライドの居場所がついに判明した。そこは膨大な量の金鉱山が眠るゴールドランドにいるという。一獲千金を狙う者たちが集まるこの島は、荒くれ者が多いことでも有名だ。早速ゴールドランドへと向かったフォッカーたちだったが、街の繁華街についフラフラと足を運んでしまったのが、運の尽き。バクチで全財産をすってしまい途方にくれる。そんなとき知りあったのがガンロックだった。しかしこの男、フォッカーにプライドを殺した、と告白するのだった。

 第12話 「魔の山の大脱出」


 ガンロックとの戦いで真相を知ったフォッカー。プライドはいまもなお生きており、過酷な鉱山労働に就かされているのだという。フォッカーは、早速プライドのいるという鉱山へ潜り込んだ。だが鉱山の中は地獄だった。看守が気ままに当たり散らし、作業を強いられる人々はみな脅えて生きていかねばならないのた。しかも、この金鉱は悪党クラーケンたちが経営する鉱山だったのだ。怒りに震えるフォッカー。こうなったら、徹底的に戦うしかない!

 第13話 「いざ! 助太刀ぜよ!」


『今度はムーンランドだ!!』 ゴールドランドで肩透かしを喰ったフォッカーたちは、今度こその決意を抱いてムーンランドへと向かった。なんとこのムーンランドは竜馬やあやめたちの故郷であった。フォッカーたちはこの地で再び竜馬と出会った。竜馬は師匠の奥田源右衛門に『修業の成果を見せよ』と命じられて、この島のムツの国へと向かっている最中だったのだ。



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