STORY

 西暦2200年頃。人類は、異常気象、人口増加が原因となっている食糧不足、犯罪多発の打開策として、月と火星に新天地を求めていた。
 物語は、その火星から始まる。
 火星では16才になると誰でも軍隊の採用試験を受験しなければならない。軍隊に入りエリートコースに乗るか、そのまま開拓民として一生を送るか、大変に重要なことなのであるが、それをみごとにスッポかした少年がいた。それがジョウ・マヤであった。
 自分の人生は自分で決める!
 そんなある日、ジョウとその仲間たちは、エイリアン同士の戦闘を目撃する。ロミナ姫の乗る宇宙船エルシャンクをザブーム星からの追撃隊(司令官グラサン)のロボット・メカ、バンクスシャーマンが攻撃を仕掛けていたのだ。エルシャンクの中にもぐり込んだジョウは、そこで黒獅子、鳳雷鷹、爆竜の3体のメカを発見する、ジョウは黒獅子に乗り込み、何とかこれを操作し、ザブーム星の追撃隊と戦うが、大苦戦になる。と、そこへ謎のロボ飛影が現れ、黒獅子と合体、人型から文字どおり獅子型のメカに変形し、追撃隊を撃退することに成功する。
 ロミナ姫たちとの会話は出来ないジョウたちだが、身振り手振りで、彼女たちの立場を取敢えず理解する。
 科学力の差に驚いているのはジョウたちだけではない。火星長官のハザードも、その科学力を我物にしようと目論み、ロミナ姫たちに接触するが、ジョウたちがそのメカを渡したりはしない。
 その争奪戦の中で、ハザードは、追撃隊の司令官グラサンと手を組む。言語翻訳機を作り出すエイリアンと味方にすれば、自分の地球征服という野望も達成出来ると踏んだからであった。ロミナ姫も手中にすることが出来た。
 意志が翻訳機によって互いに交換出来るようになってジョウは、ロミナ姫たちが善人であることも判り、ロミナ姫をハザードから助け出すことにする。もち論、これ以上、ことを大きくするなと反対する者もいる(ジョウの親も含まれる)が、それを押し切り、黒獅子で救出に向かうジョウ。またしても飛影の力を借りて救助には成功するが、まだうまく乗りこなせない。
 もはや居住区には戻れないジョウたちは、エルシャンクともども極冠へと逃れて行く。極冠には火星人(地球からの入植第1号組みが追いやられ、コロニーを作っている)が住んでいる。ジョウは、火星人にエルシャンク修理の協力を求める。火星人は、ジョウたち侵入者を追い出そうとする。そこへ追撃隊が現れ、交戦となるが、結果的に火星人を助けることになる。この状況の中でロミナ姫は、初めて自分達の身の上をジョウたちに打ち明けた。それによると彼女たちは、3体のメカを操縦出来るNINJAを求めて太陽系に来たのだという。しかし、もはや地球においてもNINJAは伝説であることを知らされるロミナ姫、とは言っても、帰りの燃料のないエルシャンク。どうすることも出来ないが、燃料となる元素は、地球に存在することだけは判明する。何とかエルシャンクの修理だけを済ませたジョウたちは、火星人として生きることを決意した父親たちを残し、極冠を後にする。
 火星の衛星フォボスに身を隠すエルシャンクではあったが、すぐにグラサン・ハザードの連合軍の知るところとなり、激しい攻撃を受ける。この少し前、ジョウとレニーは、現状を地球に直接知らせるべく、小型の宇宙船で飛び出していた。途中でエルシャンクからのSOSをキャッチするが、そのまま逃げようとするジョウ。しかし結局の所エルシャンクに戻り、3体だけで敵を追い払う。――何故か飛影は現れなかった。











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