世界一セクシーな小学生、デビュー!!

 彼女の名前は『江角風花(えすみふうか)』。
スレンダーなボディラインに、どば〜んと飛び出したバスト&ヒップ。
どこから見ても『イケてる女子大生』。
でも、彼女は正真正銘の小学生。
しかも、見た目と違って軽いトコ無し。
いたってマジメで、気丈な子。しかしそれにはワケがあった……。


第1話 そっとおやすみ。

 身長163センチ、体重53キロ。スレンダーでナイスなボディ。発達したバストとヒップは誰が見ても振り返る。そんな美人が江角風花だ。しかし、風花は実はまだ小学五年生なのだ。家庭の事情から親元を離れ、親戚の家に一人で移ることになった風花だが、この子供離れしたオンナのカラダを持つ風花の行くところには常に大パニック! 転校先のとんぼり小学校のクラスメートたちは初対面の風花に騒然。同居先の一人息子・高校生のジローの部屋に、夜中にのほほんと入り込んだりと常に騒ぎの中心に……。

第2話 おともだちになって。

 とんぼり小学校にだんだんと馴れ始めた風花。しかしクラスメートの鹿島ミキが何故か寂しそう。そこで風花は、ケンジとアキラの二人と一緒に彼女の家に行ってみることに……。だが、風花たち三人が見たミキの家は荒んだスナックだった。話を聞けば、ミキの両親が経営するスナックは不景気のために店をたたんだのだという。父親は蒸発し行方不明。いまは母親が一人で借金の返済のためにスナックでバイトしてるのだ。ミキの話を聞いた風花は、なんとかして彼女の力になりたいと決心する。手っ取り早くお金が稼げる仕事はないか?と考えた風花が選んだバイトとは、実は……。

第3話 準備運動してからね。

 長かった梅雨も終わり、風花の通うとんぼり小学校でもプール開きの日を迎えた。もちろん五年三組のクラスメートたちの視線は風花に集中。弾けるようなナイスボディと、そんなことを全く意に介さない風花のアケスケな態度にケンジやミキたちはオロオロするばかり。しかも今日は五年生になって最初のプールの日ということもあって、水難救助の特別授業。消防署から沢登という男を臨時講師に迎えたが、この男、風花を見た途端……。

第4話 鹿山くんと遊ぼう。

 今日は学校がお休みの土曜日……のはずだったが風花とミキはとんぼり小学校にいた。というのもミキは飼育当番で、とんぼり小で飼っている動物たちの世話をしなければならず、それに風花も付きあっていたからなのだ。しかし二人が飼育小屋に行ってみると、いるはずのウサギたちが一匹もいなかった。調べてみると、どうやら飼育小屋の一部が古くなっていて穴が開き、そこから逃げ出したらしいのだ。途方にくれる風花とミキ。しかし困り果てた時に、風花の頭にあるアイディアがよぎる……。

第5話 楽しい工作。

 自分自身でも勝手に成長する『ダイナマイトボディ』に少々困惑ぎみの風花。そんな風花がいま現在、非常に悩んでいることがある。それは他のクラスメートには思いもつかないコト〜学校の勉強机が小さすぎるということなのだ。一端、席に着いてしまうと、もうギュウギュウで立ち上がることも出来ない。そこでケンジの提案で、クラスのみんなで風花にピッタリの勉強机を作ることになったのだが……。

第6話 銭湯においでよ。

『あれ? 出ないよ〜、コレ!?』 事件は風花のこのセリフから始まった。
 急にジローの家のお風呂が壊れてしまったのだ。しかたなく銭湯に行くことになった風花。だが、始めての銭湯に大はしゃぎの風花をよそに、当の銭湯・松ノ湯はガラガラ。ウワサだと近々営業不振から廃業するとか……。このウワサに心を痛めた風花が一念発起! なんと客寄せの為に風花が『人肌脱いでお手伝い』と言い出した。さて、どうなる『松ノ湯』!?


第7話 かぜはまん病のもと。

 今日の五年三組は解放区。なぜなら野口先生が風邪でお休みだからだ。みんなは大はしゃぎだけど、風花たちは独身の野口先生のことだから、きっと困っているだろうと考え、お見舞いに行くことに……。一方、野口先生の方は、思わぬ生徒たちの心遣いに大感激。風花やケンジたちが『先生のためにお料理つくってあげるよ』のセリフに瞳ウルウル。しかし、この後凄絶な結末が……。

第8話 大きいことはいいことだ。

 今日の風花はちょっとユウウツ。というのも、今日は集団健診の日なのだ。みんなの視線が自分に集まってくることは間違いない。風花には、これまでの経験から、それくらいのことが容易に想像がつくのだ。しかし、まさか検診に来たお医者さんたちまでもが風花にクラクラとは……。風花は、こんな自分のカラダがとことんイヤになってしまった。なんとかして普通のコドモに見られたいなぁ…。

第9話 お花を大切に。

 風花たちのクラスで大変なことが起こった。体育の授業でドッヂボールをしていたのだが、エキサイトした野口先生が暴走。勢い余って五年三組の花壇をメチャクチャにしてしまった。これでは間近に迫った『クラス対抗園芸大会』に参加することもできない。クラス中の大ひんしゅくを買った野口先生に、あるアイディアが浮かぶ。そのアイディアとは『山に花を摘みに行く』というものだった。

第10話 山奥は危険がいっぱい。

 めちゃくちゃになった五年三組の花壇を再生させるために、急遽、山へ花を摘みに向かった野口先生と風花たち。しかし、考えていた程甘くはなかった。目ぼしい花を見つけるどころか、逆に野犬に追い掛け回されてぼろぼろに。しかも逃げようとしたミキが誤って谷に落っこちてしまった……。

第11話 ヨーヨーでゴーゴー!

『よっ、とっ、はっ……』 ここ一週間の間、寝食を忘れてヨーヨーのトレーニングに没頭している風花。ヨーヨーは学校で禁止されているにも関わらず、授業そっちのけで風花が頑張っているのには勿論ワケかある。ビンボーで海外旅行などしたことのないミキに、『全国子供ヨーヨー大会』の優勝賞品のハワイ旅行をプレゼントしようというのだ。しかし、そんなに簡単に物事が運ぶわけもなく……。

第12話 ゴメンね ジロー。

『お兄ちゃんの様子がおかしい?』 風花がジローの異変に気づいたのは、ミキとデパートに買い物に出かけようとしていた、ある日曜日の朝のことだった。探ってみると、なんと、その日はジローが生まれて初めてのデートの日だという。しかも相手は、とんぼり界隈では知らぬものなしの美少女・亜美留ちゃん。まさに奇跡!! そこで風花も予定変更。頼りないジローのお目付け役を勝手に買って出ることに……。

第13話 これは本当にあったお話です。

 どこの学校にも怪談ばなしはつきもの。それはとんぼり小学校でも同じだ。五年三組の風花たちが教室でそんな話をしているのを、怖がりの野口先生が聞いてしまう。困ったことに先生は、今日宿直の日なのだ。夜中、一人で学校にいるのが怖くてしょうがない野口先生は、補習という名目で風花たちまで学校に泊まるように命令する。面白くない生徒たちは、仕返しにタップリ先生を怖がらせてやることに……。

第14話 まいごの仔犬ちゃん。

 五年三組の美術の時間。『おかあさんの似顔絵』を描くように、という宿題に風花は戸惑う。おばさんの家に預けられている風花にとって、それは自分のおかれた辛い境遇を改めて思い起こさせるものだった。風花を気づかうミキと一緒に下校する道端で、偶然二人は捨てられた子犬を見つける。『私、この子犬を飼う』親のない子犬に自分を重ね合わせる風花。しかしジローに云わせると、おばさんは大の犬嫌いらしい……。さぁ、困ったぞ。

第15話 イル君とおともだち。

 今日の五年三組は水族館に社会科見学。ところが案の定、風花の周りで事件発生!!「マグロなんて食べたことない……」というミキのために、水槽から本物のマグロを盗み出そうとして失敗。罰で立たされていると、今度はイルカショーに引っ張り出されてしまいまたも大パニックに……。おまけに、この時、風花にはショーのイルカが人間たちに酷使されていると映ったから、事件はとんでもない方向へ……。

第16話 お酒はハタチになってから。

『えっ!? 野口先生が家庭訪問しにくるの?』
 たしかに風花が転校してきてから一度も野口先生が家庭訪問に来たことはなかったけど、今ごろになって何故?? しかも野口先生は夕食時に来るという? 何故?
 実は、金欠に苦しんでいた野口先生が一食浮かせるために思いついたアイディアだったのだ。そうとも知らない風花たちは、野口先生がやって来るのを待っていたが……。


第17話 ハミング坊やでボランティア。

「きゃあああ〜〜〜」その日、風花は悲鳴で目覚めた。凍りついた表情、パッチリしたツブラな瞳、パクパクと上下する口元、そして百八十度後ろに回る首……風花を起こしに来たのは腹話術の人形だった。なんでも、おばちゃんが近所のボランティアで腹話術人形をやっており、風花は予行演習の実験材料とされたのだ。そんなとき風花の学校でも社会の授業でボランティアをすることに……。風花の脳裏に、朝のあの腹話術人形のことがよぎった。

第18話 今日は楽しい夏まつり。

 今日は風花が楽しみにしていた夏祭りの日。ナイスバディな浴衣姿が、とても小学生には見えない風花に、ケンジたちもビックリ。縁日の雑踏の中でも風花の艶やかな姿はひときわ目立つ。しかし風花が目立ったのはその姿だけではなかった。
 金魚すくいのまえに沢山の人だかりが出来ている。なんと、その中心にいるのは風花……。金魚釣りの名人を自称する風花には、金魚すくいに気合いを込める理由があったのだ!


第19話 マツタケっておいしいの?

 マツタケ……日本中の家庭がこのキノコのために一喜一憂する。それは風花たちも同じだった。『一生に一度は食べてみたい……』そんなささやかな望みがかなうかもしれないとしたら? なんとケンジが『マツタケ、山に取りに行こう!!』と言い出した。ケンジはマツタケの在り処を知っているというのだが……。

第20話 夏にさようなら。

 せっせとプール掃除にいそしむケンジたち。しかし釈然としない。何故かケンジたちばかりが貧乏くじをひくのだ。ブリブリ怒っている彼らの背後で、まだ水を抜くまえのプールの中で、何かがバシャンと水しぶきを上げる。『もしかしたら、デッカイ鯉とかがいるのかも?』……一瞬にして目の色が変わるケンジたち。そこに風花や野口先生まで加わって、プールの中の大捜索が始まった。


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