アニメ・V・コミック レンタマン 創刊第1号
雑誌感覚のレンタル・ビデオという発想で創刊されたのが、この「レンタマン」だ。他では見られない、アクションあり、あぶないギャグあり、ホラーあり、さらに雑誌の記事部分に相当するトークショーありといったバラエティに富んだ内容。スタジオぴえろは、永井豪原作の『あばしり一家』、夢枕獏原作のホラー短編『夢枕獏とわいらいと劇場―夢蜉蝣』、江口寿史原作の『寿五郎ショウ―下品な一家』の3本を担当している。
発売日:1991年5月21日
アニメ・V・コミック レンタマン 第2号
創刊号の発売から2ヵ月後、待望の「レンタマン」第2号が発売された。隔月発行の予定なので、まず順当に発行されたといえる。
この中で、スタジオぴえろが担当しているのは、創刊号に引き続き、永井豪原作の『あばしり一家 ACT2 地獄!パラダイス学園』、夢枕獏原作の『夢枕獏とわいらいと劇場 第2巻 深山幻想譚』、そして江口寿史原作『寿五郎ショウ 第二話 怪獣王国』の3本だ
発売日:1991年7月21日
アニメ・V・コミック レンタマン 第3号
雑誌形式のビデオシリーズ第3弾。この中で『あばしり一家』(ACT3 暴動!パラダイスの嵐)と『寿五郎ショウ』(さらに下品な一家)の2作が、スタジオぴえろの制作である。
『あばしり一家』の永井豪、『寿五郎ショウ』の江口寿史と、いずれもまんが界を代表するヒットメーカーの原作を、その世界観を壊すことなく、イメージを膨らませ、アニメならではのおもしろさを付加しながら、見事に映像化してみせている。
発売日:1991年9月21日
アニメ・V・コミック レンタマン 第4号
1本のビデオに複数のアニメを収録するという新しい試みも、この第4号でシリーズ第1期最終巻となった。ぴえろ制作の『あばしり一家』は3回にわたった「パラダイス学園編」が完結。『寿五郎ショウ』も、パロディものの「理由なき反抗」で幕を閉じたのが惜しまれる。
なお、この「レンタマン」シリーズ4巻に収録された作品は、その後、それぞれ独立したビデオ作品としてまとめられ、リリースされている。
発売日:1991年11月21日


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