1973年から「週刊少年マガジン」（講談社刊）誌上で連載された原作は、大反響を呼び、まんが界だけではなく“心霊ブーム”と呼ばれる社会現象の火付け役ともなった。
心霊科学研究所々長の後（うしろ）健太郎の１人息子、一太郎は、中学生ながら霊魂の調査と研究解明に日々励んでいた。そんなある日、学校で霊の存在について担任教師と論争になったことから“こっくりさん”の実験をするはめになり……。

心霊研究家として、原作者の調査と体験に基づいて描かれた傑作まんがのOVAシリーズ第２弾だ。
心霊研究所々長を父に持つ中学生、後一太郎は、自分の守護霊である百太郎に会って話をしたいと考え、交霊を試みる。その願いに応えるように、一太郎の夢の中に現れた百太郎は、幽体離脱した一太郎を、死後の世界―幽界へと導く。一太郎はそこで、想像を絶する体験をすることになるが……。