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第1話 みほ、華麗なる変身!
篠原みほは小学3年生。マンガを描くのが大好きで、ちょっと空想癖がある内気な女の子だ。新学期が始まったある日、みほはおもちゃ屋さんで「時間の記憶」の妖精・ピグとモグ、そして「不思議さん」に出会う。人間界に迷い込んでしまったピグとモグは、元の世界に戻れるまでみほの家に置いてもらうことになり、そのお礼にある物をプレゼントする。
第2話 ララの原宿デビュー!
モデル派遣会社「リリカルプロ」のモデルが、大切な仕事を病気でドタキャンすることになった。リリカルプロの女社長・羽根石由美(はねいしゆみ)は、その代役として魔法で変身したみほに目を付ける。
第3話 どきどきテレビ出演!
羽根石に呼ばれてリリカルプロを訪れたララは、新商品のCMモデルのオーディションを受け、見事その役を射止める。CMの写真が雑誌に掲載されたり、CMがきっかけでテレビのバラエティ番組に出演したりで、みほはちょっと複雑な気持ちだ。その頃、ケンカばかりしている幼なじみのクラスメート・吉田太郎の従姉が、人気アイドル・夢野美樹だと知って学校中はちょっとした騒ぎになっていた。
第4話 ダブルデートの日曜日
ララの撮影がキャンセルになったおかげでお父さんと出掛けることになったみほは、デパートの大恐竜展の会場でお姉ちゃんのちさがデートしているところを見つける。興味本位でララに変身したみほは、コンパニオンになりすましてちさを偵察。でも、その最中ピグとモグが騒ぎを起こし、会場はパニックになってしまう。
第5話 みほとララの多忙な一日
友だちのあきるとテレビに出ることになったみほ。けれども、同じ日にララのオーディションが重なってしまったが、偶然にも収録場所は同じスタジオ。そこでみほは両方をかけもちすることに。大忙しのみほだったが、そんな中、早食い兢争でみほの分まで頑張ったあきるが腹痛を訴え、救急車で病院に運ばれる。
第6話 ララはライバル?
みほは、太郎の従姉として吉田家を訪れたアイドル・夢野美樹と出会った。美樹は気の優しいお姉さんで、おまけにかわいいネックレスまでもらってみほは大喜び。そんなある日みほは、ララとして美樹と共演するが、この間とはうってかわってわがまま三昧の美樹にとまどう。おまけに「相川ひろやの映画の相手役は渡さない!」とライバル宣言されてしまう。
第7話 恐怖のもっこ当番
今日は太郎やあきるたちと、羊のモッコの世話をする飼育当番の日。ところがみほはララの撮影で当番に遅れてしまう。慌てて学校に駆け込み、誰もいない教室で変身を解く。その姿を見た太郎たちは幽霊と勘違いし、話を聞いたみほもまさか自分がその正体であるとも知らず、みんなに幽霊探しをしようと言い出す。
第8話 チビ猫リルと魔法のひみつ
撮影でかわいい子猫を見たみほは、欲しくて仕方ない。そこで、魔法で衣装だけでなく他のものも実体化しないものかといろいろ試してみるが、複雑なものは実体化しても使えないことがわかる。ところが、かろうじて子猫だけが本物になりみほは大喜び。「リル」と名付けかわいがる。けれども、ピグとモグは何故か心配顔。
第9話 歌手になんてなれない!
憧れの人気アイドル・相川ひろや出演の深夜番組のエンディング曲で、ララとして歌手デビューすることになったみほは有頂天。そんなとき、理科の実験でカセットテープに録音した自分の声を聞いたみほは、あまりのヘンな声に愕然。歌う気力をなくしてしまう。
第10話 すったもんだのキャンペーン
ララのCD発売が決まり、静岡でキャンペーンが開かれることになった。しかし、その日は金曜日。平日では遠出はできないが、翌日の土曜日はちょうど静岡へ遠足に行く日。みほは密かに「土曜日なら大丈夫なのにね」と考えるが、事務所の都合で結局キャンペーンは金曜日に。そこで、担任の朝霞(あさか)先生をそそのかし、強引に遠足を金曜日にさせる。
第11話 華麗なるピンチヒッター
日曜日、みほはあんなやあきるたちと、太郎が所属する少年野球チーム・ガンバローズの試合を応援することになった。ライバルチームのブラッキーズには、ララとして高校野球都大会の始球式をしたときに親しくなり、バッティングのコツを教えてくれたPLO学園の星沢選手の弟がいる。連敗中のガンバローズは今日も苦戦、だが最終回、太郎の二塁打でついにチャンスをつかむ。そこで何とみほがピンチヒッターに選ばれる。
第12話 あなたはだあれ?
太郎たちが夢野美樹主演のドラマ収録を見学に来た。みほも誘われるが、ララとしてチョイ役をもらったみほは、遅れて行くということにする。ララの出演分の収録を終え、変身を解くみほ。だがそのとき異変が起こった。何らかの理由で「時間の記憶」がぐちゃぐちゃにあふれ出し、時間がゆがみ、更にはもうひとりのみほが現れたのだ。
第13話 ララとひろやのスキャンダル
初めての歌番組収録の帰り、送り迎えのヨシオの車がエンストを起こした。そこへたまたま通りかかった相川ひろやが、ララたちを車で送ってくれることになる。ところが、その場面を悪質な写真週刊誌に撮られ「ふたりは恋人」というスキャンダルが流れてしまう。
第14話 おもちゃの国のみほ
ある日の帰り道、急に雨に降られてしまったみほ、あきる、太郎の3人は、ある家の下で雨宿りをする。そこはおもちゃのお医者さんの家。「おもちゃって、遊ぶだけ遊んで壊れたら捨てられてかわいそう」というあきるの言葉を聞いたみほは、小さい頃可愛がっていたぬいぐるみのことを思い出しつらくなる。
第15話 その夢は終わらない
ある日ララは、達平という男の子と出会った。実は達平は羽根石の別れた夫で、ひろやの先輩ギタリスト・岸の息子だった。それを聞いたララに離婚という言葉が重くのしかかり、「自分の両親がもしも離婚したら」とか「達平くんがさみしくないのか」などといらぬ心配をしてしまうのだった。
第16話 みほの最初の一人旅
夏休みに一人でおじいちゃん・おばあちゃんの家へ行くことになったみほは、初めての一人旅にワクワク。ところがいきなり電車を乗り間違えてしまった上にいつもの内気さが災いして、駅員さんに声もかけられない始末。さんざん迷ったあげくやっとのことでおじいちゃんたちの住む村へたどり着いたみほだが…。
第17話 カッパが出てきた日
おじいちゃん・おばあちゃんの家で夏休みを過ごすみほ。そこへ、TVのリポーターとして夢野美樹と相川ひろやがやってきた。ところが取材中、美樹がこの村に棲むというカッパに襲われる。
第18話 ララは恋のキューピッド
中学でサッカーの選手をしている翔一の試合を見にいくみほ。小さい頃、いじわるされた記憶しかないみほは、女の子に大人気の翔一にびっくり。その帰り、みほは翔一の幼なじみ・はるかと一緒に帰ることになるが、はるかは翔一のことが好きらしい。翌日、おばあちゃんと山菜採りに出かけたみほは山で迷子になってしまう。それを助けてくれたのが翔一だった。
第19話 お姉ちゃんの忘れ物
みほは朝霞先生から、お姉ちゃんのちさが小学校のときに書いた、家族についての作文を預かる。ところが結局渡せずじまい。その夜、ピグが読むお姉ちゃんの作文を、落書きしながら聞いていたみほは不思議な体験をする。
第20話 お母さんと一緒!?
ある日みほはララとして、お母さんが担当する番組に出演することになった。働くお母さんを初めてみるみほだが、バリバリのキャリア・ウーマンであるお母さんの現場でのあだ名は「鬼の篠原」で、どうやら一部では煙たがられているらしい。その様子を見たみほは、何だかイヤな気分になってしまい…。
第21話 朝霞先生の恋人?
みほのクラスに教育実習生・黛(まゆずみ)ゆか先生がやってくる。若い女の人というだけでどぎまぎしてしまう朝霞先生を見たみほたちは、とても先生に彼女がいるとは思えない。ところが、郷里のお母さんに電話する先生の口から「さちこ」という言葉が飛び出し、太郎とクラスメイトの古畑は、「先生に婚約者が?」と勝手に勘違い。おまけに仲のよさそうな朝霞先生と黛先生を見て更によからぬ想像をする。
第22話 スクープ!ララの正体
以前テレビで「カッパを見た!」と証言したみほに、スクープ好きの双子姉妹・二木(ふたつぎ)サヤカとアスカが話を聞こうとつきまとう。ところが偶然、みほがデパートのトイレでララになって現れたところを目撃した双子は、今度はララの正体を暴こうと、みほにつきまとう。
第23話 お姉ちゃんのボーイフレンド
お姉ちゃんあてに森尾という男の人から電話があった。どうやらデートの誘いらしいが、ちさには今市くんという彼氏がいるのだ。断るつもりで森尾に会うちさ。ところがすっかり相手のペースに乗せられデートするハメに。そんなとき、たまたま今市くんに出会ったみほは気持ちを確かめようとするが、彼の弱気な態度に困ってしまう。
第24話 ララのファーストコンサート
ララのファーストコンサートが開かれることになった。デビュー半年にしてコンサートを開くことに世間の意見はさまざま。当然、レッスンも厳しくなる。厳しい世間の目とレッスンに、ときどきやる気をなくしそうになるが必死で頑張るみほ。そして当日、友達や両親に見守られながら、ララのファーストコンサートの幕は上がった。
第25話 消えてしまったララ
ファーストコンサートの成功をお祝いしてもらってララは大喜び。けれども、変身をといて家に帰る途中、みほはどこかで大切な魔法のペンとスケッチブックをなくしてしまう。おかげでララに変身できず、仕事はすべてキャンセル。リリカルプロもマスコミも、突然のララの失踪に大騒ぎだ。困ったみほは、もう一度ピグとモグに魔法のペンとスケッチブックを出してくれるように言うが…。
第26話 みんな大好き!
ピグとモグまでいなくなり、魔法もなくしてしまったみほは元気がない。そんなある日、みほは不思議さんと出会う。落ちこむみほに不思議さんは「魔法が重荷になる子や、魔法に頼りすぎる子もいる。魔法をなくしてしまうのもひとつの方法だ」と話してくれる。