力-chikara- episode3
おはようございます。
こなるとさんがchikara最終話で大忙しのため、代理で書かせていただきます、制作の赤メガネです。
巷ではいろいろ大変なことになっているchikara4話が放送されていますが、ちょっと振り返って、3話のことについて書きたいと思います。
微力ながら担当させていただいた話数なので、濃い内容でいきますよ!
chikara3話は、ナルトが本格的に不調になり、ミィナが他の人に見えないものを見て、
飛段とデイダラが喋って、カブトがまた襲ってきて…というお話でした。
特にミィナの出番が多かった!
印象的だったのは、やはりこの場面ではないでしょうか。
そう、泣くところ。
こちらは山下祐さんによる絵コンテです。
なんと泣くだけで8コマ…表情の細部にまでこだわっております。
しかしミィナ、せっかくナルトを助けようとしたのに一度目はシセルに叩かれて、
二度目はナルトに額当てをぶつけられるというちょっと心苦しい展開(^^;)
ナルトの額当てが当たるシーンは、音を付ける作業の時、最初「ファサッ」っていう布が当たる音になってまして。
「ここ、布じゃなくて金属部分が当たってるんですが…」
「(金属の音で)や、やっちゃって大丈夫ですかね」
ミィナさん、音響スタッフに気を遣われておりました。
あ、音といえば!
アフレコでは飛段とデイダラの掛け合いが盛り上がっておりました。
こちらは絵コンテ。
飛段の「バーカ!」って台詞は、声優のてらそまさんのアドリブなんですよ。
あまりに白熱したので、伊達監督から
「もうちょっと暁の恐ろしさを意識させる方向で…」と指摘が出るほどでした。
それから今回、作監さんから許可を得まして、作監修正をちょっとだけ掲載したいと思います!
どこのシーンか分かるでしょうか?
まずは金塚さんによるナルト。
今のOPの作監もされている金塚さんには、アバンとAパートを担当していただきました。
普段は総作監を担当されることが多く、今回は久しぶりの本編作監とのことです。
Aパートはchikaraとしてはコミカルなシーンが多めで、このナルトも活き活きしてますね。
それから大西さん。
大西さんにはBパートの作監を担当していただきました。
Aパートの金塚さんがNARUTOに慣れている方なので、
「ワタシはNARUTOを長くやっているわけじゃないから」と少し緊張ぎみだった大西さん。
でもそこは超ベテランの方、アクションシーンの多かったBパートをバッチリ決めてくれました!
そして、最後に絵コンテ・演出の山下さんのラフも特別公開。
アニメーターでもある山下さんのナルト、カッコイイ!
こちらはクローン九尾と対峙しているシーンなのですが、本編では使われなかった表情なのです。
もったいないのでこちらで。
山下さんには、制作期間中いろいろとお世話になりました。
私がメモの端にミィナのらくがきをした時に、山下さんが手がけられた別アニメの某6歳児を
隣に描いてくださった時ははしゃいでしまいました。
(さすがに載せられないけども!)
三者三様のナルト、いかがでしたでしょうか。
作監様、演出様、掲載許可をいただきありがとうございました!
chikaraも残り二回、大詰めです。
フルメンバーで働いていた制作陣も、一人また一人とchikaraシリーズを抜けていき…。
とまあここで楽になれば良いのですが、次のぴえろ回がまた続々と。ごにょごにょ。
おたのしみに!
まだまだ冬はこれからですので、皆様あったかくお過ごしくださいませ。
制作・赤メガネ
赤メガネちゃん代筆ありがとう・・・。
2話はこなると担当なのでちゃんと書きますゆえ、皆様お待ちを・・・・
あと、4話担当者が話すことないけどなぁーーっ(彼、ストイックな性格なんで*笑*)
といっていたので、
4話担当演出の黒津さまとこなるとが話で盛り上がったところを話そうかとwww
私も、もう大詰めでそろそろ終わりそうです。
最後までChikaraシリーズお楽しみに!!
来週は5話!!
制作:こなると