2013年1月度ED「さよならメモリー」
NARUTO疾風伝、EDが変わりました。
ご覧いただけたでしょうか?
完成した後、スタッフどうしで感想を話し合っていたのですが、よく耳にしたのは、
「空と雨がきれい」という意見でした。
chikaraシリーズとスケジュールが被っていたこのEDですが、無事にオンエアできて一安心です。
さて、まずは設定のご紹介からまいります!
おなじみの七班の三人です。
私事で恐縮ですが、アニメNARUTO・少年編といえば、
わたくし赤メガネのような世代にとっては、まさに子供の頃にリアルタイムで観ていたアニメだったりします。
(年齢がばれる発言)
ですから、今回この設定を目にして、これが11年前の設定か…!と感動しかけたのですが、
よく見ると。
ナルトとサスケの設定には、「ver.2010」と書いてあります。
どうやら、少年編のものでも、一部の設定はキャラクターデザイン様によって描きなおされているとのことです。
※サクラの設定のみ、2002年の日付が書かれていましたので、当時の設定そのままです。
(短髪バージョンの少女サクラには、2010verがあるようですが、
今回はこちらの長髪バージョンを使いました)
今回のEDは、回想部分にて原作のいろんな場面が出てきます。
全部お分かりになりましたでしょうか(^^)
有名どころはすぐ分かったかと思いますが…この二つの場面はどうでしょうか?
コミックスをお持ちでしたら、原作のどこで出てきたか、ぜひ探してみてくださいね。
そう言えば今回は、回想シーンの背景を、原作を意識した白黒描きにしていただいています。
例えば、上にある「修行中のナルト」の背景はこんな感じです。
実はこんなに描き込みがあったんですね。
(美術様、掲載許可ありがとうございました!)
背景は、担当していただく会社のやり方によって、手描きかデジタル描きかが変わります。
今回のEDを担当していただいた背景会社様は手描きでしたので、生の背景を見た時は、
原作マンガのような質感をよりダイレクトに感じられたような気がしました。
最後になりますが、少しもったいない裏話があります。
ラスト、ナルトが後ろを向いて歩いているカットです。
演出の水野様による、こんな修正がありました。
「上を向いて歩こう…」
そう、ここのナルトは実は最後にちょっとだけ空を見上げています。
ほんとにちょっとだけ。
でも、オンエアでは、
ちょうどテレビ東京様とぴえろのマークで隠れて見えない…!(笑)
(ホワイトアウトさせているというのもあるんですけれど)
…というわけで、もしいつかノンテロップ版を目にされる機会がありましたら、思い出していただけたら嬉しいです(^^;
ナルトは最後、空を見上げて歩いていくということを!
それでは今回はこのあたりで。
三月いっぱいまで、今のEDをお楽しみいただければ幸いです。
制作:赤メガネ