何も思わない親はいないってこと。

 

NARUTO疾風伝#517「父の想い、母の愛」を見ていただけたでしょうか。

もう何日たってんだよッ!!って思っているかもしれません・・・すみません。

毎週木曜日、あるいは金曜日にはUPしたいのですが・・・ブログの更新に関してはゆ、許してください・・・。 

 

はい、では本題戻りまして、 

この話数は私や赤メガネちゃんが担当していたわけではないので、あまり裏話という話はないのですが・・・

 

今回、我愛羅vs四代目風影でしたが、二人の使う技自体が『砂』ということは皆さんおわかりかと思います。

 

この砂って実はやっかいなんです・・・・

 

作画でも撮影でもものすごく処理が大変!!!

作画では、砂は基本的に水の動きと同じように描いています。

特に、我愛羅の砂の技は水の攻撃に似ているものが多いので、そういった動きで原画さんは表現してくださいます。

その上に撮影で処理を入れるのですが、作画上でも注意事項がありまして・・・

劇場の短編・中忍試験でも原画さんには大変な思いをさせてしまいました・・・・。

 

砂のセルと背景や他のセルをあわせるときにクミ(セルとセルがぶつかる境界線みたいなものです)を切らないといけませんが、

砂の場合はそのクミよりも大きめに描いてもらわないと撮影さんとしては処理が難しくなるそうです。

例となるセルが準備ができず、わかりにくいかとは思いますが

 

砂って・・・大変!!!

 

てことなんですよ。←もっとわかりやすく言えよ!!

うん、制作側になるとその大変さがよくわかります・・・。

原画さんと撮影さんには本当に頭が上がらない。

短編のときにはポスターサイズ+4枚ほどの大きさの原画を描いてもらって

そのコピーをとって、切り張りする時に4時間もかかったときは泣きそうになりました。

「なんで、こんな大きなものを・・・」と思いつつも「何故、こんなサイズを文句も言わずに描いてくださったんだ・・・」

と思ったことも遠い昔に感じます。(試写のとき、走馬灯のように原画さんの顔が浮かび泣きそうになりました。)

 

でも、砂の盾が母・加瑠羅なのは感動ですね。

ナルトの中に、ミナトとクシナのチャクラを残したように、我愛羅の中にも母・加瑠羅のチャクラか何かが無意識に残っていたということなんでしょうか。

そこんとこ、先生に問い詰めたくなります。

 

 今回の話数での設定制作の方からちょっとした苦労話をちょこっとお話しましょう。

我愛羅の父・四代目風影の砂金を新しく作っているのですが、それを作る際の色見本が大変だったそうです。

NARUTO疾風伝では色指定さん(各セル等の色を決める方)が新しいキャラや技の色を決めてくださるのですが、

砂金は我愛羅の砂の色と金色を混ぜあった綺麗な色合いを作るのが難しかったらしいです。

必ず、色を作った場合には、監督のチェックが入ります。

この砂金も一度、監督からダメだしをもらい、作り直してのこの色となりました。

すごく綺麗な色合いに仕上がっていますよね。自分から砂金を出せるなんて・・・羨ましいぜッ。←をぃ。

 

そして、我愛羅の母・加瑠羅も疾風伝初期などで設定がなかったのですが、今回新しく作ったそうなのです。

(てか、なかったんかい!!!)

 砂兄弟って全員お父さん似ですよねーー。

テマリの目元が少しお母さん似な感じです。

そして、お父さん・・・目にクマがつくと我愛羅だ!!(あと、眉毛がなければ)

きっと、我愛羅が20代~になるとお父さんのようになるんでしょうね。うん、かっこいいと思う!!

私は、この話数の頭で二代目・水影のセリフで「眉ナシにはカリスマってもんがでちまうんだよ。」というのがたまらなく好きです。(笑)

確かに、我愛羅はカリスマ性あるけども・・・水影さまは・・・と少し笑っちゃいました。

 

長だらだらと書いてしまいましたが、父親も母親も死んでも、子供のことが心配だってことなんですよね。

特に、末っ子で愛情を生きているうちに与えられなかった我愛羅に対して、

とても心配でたまらなかった・・・けど、子供はいつのまにか大きく成長していくんだって思う親の心情。

うん、親を大事にしようってとても思いました。

今週末にでも電話をしてみよう。うん。

そして、なんかしんみりしちゃいましたが・・・・今週のNARUTO疾風伝もお楽しみに!!!←無理やりしめたッ。