仮タイトルは「お天気ヨタ」でした。

予告通り、ヨタ編の裏話ですよ。

533話~535話まで3つまとめています。

話題が多いので、今回は箇条書きです(´▽`)

 

 

 

◆子供の頃の距離感

 

子供時代の話が多かったですね。

ナルト達が7歳の頃なんですが、何気にあまり描かれていない時代だそうです。

 

ポイントはナルトとみんなの距離感です。

まだお互いをよく知らない、ちょっと一歩引いた雰囲気が出ていたと思います。

実は、当初は7歳サクラが「ナルト」と名前を呼ぶセリフがありましたが、

変更して呼ばせないようにしています。

 

この場面とかも、シカマルとチョウジはナルトの部屋の窓まで来ていますが、

他の三人(と一匹)は離れたところで見守っています。

シカマルは割と、誰に対しても態度が変わらない感じですね。

 

 

 

◆アフレコ(533話)

 

私は533話の担当だったので、アフレコに行っていたのですが、とにかく賑やかでした!

みんな思いっきり泣いて笑って、テストの時は笑いがたくさん起きていました。

 

…ヨタという名前、「ヨ」の一番下の横棒を消すと、別の言葉になるんですよね…(^^;

声優さんたちがテストで、ヨタの名前を呼ぶシーンをいちいち

「○ター!」

「○タ!?」

「お前…○タなんだろ…」

と改変して読むので大爆笑でした。 (なんとなく伏せ字)

それを受けてまた、ヨタが「○タじゃないよ~ヨタだよぉ(´・ω・`)」と泣きそうな声で言うんですよ。

とっても可愛かったです…。

 

 

ヨタ役のかないみかさんは、NARUTOでは三尾編の幽鬼丸というキャラクターも演じてくださっていました。

(ヨタとは全然違うキャラなので、知らない方はぜひチェック!)

ヨタは泣いてばかりだったり、「雪だコン」とかの特徴的なセリフが多かったりで大変そうと思いきや、

次々一発OKで…演者さまって本当にすごいですよね。

 

 

すごいと言えば。

最初、回想シーンのアフレコは別録りにした方が良いか?という話が、録音演出さまから出ていました。

(子供時代と現在では、声のトーンや演技が変わるため、分けて録るかどうかということです)

でも、声優さん達は「通して録って大丈夫」と仰られて…結果、大人と子供を交互に演じ分けておられます。

 

 

それだけでもプロ技という感じですが、個人的に一番すごいと思ったのは、

「ギャグ多めの子供時代」と「シリアスな現在」の切り替えの早さです。

↑このシーンの直後に、

↑このシーンですよ。

一瞬でテンションを落としていらっしゃいました。

こっち(監督ブース)はまだギャグを引きずって笑いが収まらないというのに…!

(主に笑いを堪えきれなかったのは私と演出様がほとんどだったと思いますが^^;)

 

そういえば、シカマルがこんな風に号泣する姿ってレアですね。

 

 

 

◆子供のサクラ

 

7歳のサクラちゃんは、今よりずっと大人しい性格です。

まだいのちゃんの影に隠れていて、自分が出せない頃だということを意識する様に、

監督から指示がありました。

たまにはこういうのも新鮮ですね。

 

このシーン、最初はセリフがありました。

キョロキョロしているのは、いのを探して一緒にお昼を食べようとしていたのです。

 

 

 

◆ヨタの口笛

 

口笛の音は、音響監督様のアドリブだそうです。

SEでないのは意外でした!

 

そして話のキーになる口笛…ヨタ、一体どれだけ術を使えるんでしょうか。

生きて成長していたら、きっとすごい術者になっていたことでしょう。

 

 

 

と、最後はしんみりしてしまいましたが、いかがでしたか?

カブト、穢土転生を活用しまくりですよね(^^;

ナルトの言う通り絶対に許せないこの術ですが、次回も暴れるようです。

 

 

 

ただ、そろそろホントの大物が……?

あんまり言えませんが!

ぜひ今後も楽しみにしていて下さいね。

 

 

制作:赤メガネ