仮面を外し、死神の力を手に入れた虚(ホロウ)の一団。虚と死神ふたつの能力を持つため、死神同様、斬魄刀がある。崩玉の作用で成体が完成した。
虚自身のもともとの能力が高いほど強大な力を持つため、メノス以上が破面(アランカル)化すると尸魂界(ソウル・ソサエティ)にとって脅威となる。
破面の斬魄刀は、破面自体の能力の「核」を刀の姿に封じたもの。斬魄刀を解放することで破面自身の真の能力と姿を解放し戦闘能力は倍にはね上がる。
破面
アランカル
肉体と魂を結ぶ鎖。この鎖が魂から外れると、もう肉体には戻れない。また、霊がある場所にに未練を持った場合、この鎖がその土地に絡みつき「地縛霊」となり、生きている人間に未練を持った場合、その人間に鎖が絡みつきそこから離れられなくなる。こういった霊は半虚(デミ・ホロウ)となりやがては虚(ホロウ)となる。
因果の鎖
いんがのくさり
死神から虚(ホロウ)の領域に足を踏み入れ、虚の仮面と斬魄刀の両方を持つようになった者たちの組織。禁術を使って虚の能力を手に入れようとした元死神たちで、所在も思想も不明。
一度虚の力を手に入れると、ふつうの死神に戻ることはできないとされる。
仮面の軍勢
ヴァイザード
最上階級のメノス。人間と同程度の大きさでその数は極めて少なく、「虚圏(ウェコムンド)」の中に数体しかいないと言われている。ヴァストローデ級のメノスの戦闘能力は死神の隊長格よりも高い。
大虚(メノスグランデ)は、破面(アランカル)化するとき人型に変貌するが、上級大虚は100%人型になり、中級大虚(アジューカス)以下のものは虚の姿に近いままであることが多い。
上級大虚
ヴァストローデ
破面(アランカル)の中でも選りすぐりの10体で、NO.1から10までのナンバーを与えられたもの。
体の一部にその数字を記し、NO.11以下を支配する。殺戮能力の高い順に1から10の番号を与えられ、NO.11より下のものたちとは別次元の強さを誇る。
何かの理由で力を失ったり死んだり、他のものより能力が劣るとされた場合は十刃から落とされる。
十刃
エスパーダ
尸魂界(ソウル・ソサエティ)の王家の鍵。王宮がある尸魂界内の別空間を開く事ができる。
この鍵の所在は代々、護廷十三隊総隊長に口伝で伝えられるため、ほかの者が知ることはない。尸魂界の王は「霊王(れいおう)」という名で、尸魂界にあって象徴的でありながらも絶対的な存在。