石田雨竜の父・竜弦(りゅうけん)が院長を勤める病院。院内は全面禁煙。霊化銀と霊化硝子で出来た隠し部屋があり、滅却師(クインシー)の力をなくした雨竜のために、竜弦はこの部屋で雨竜の修行を行った。また、クロサキ医院に重症患者が運び込まれた場合、ここに搬送されることになっている。
空座総合病院
からくらそうごうびょういん
隠密機動、全五分隊のうちのひとつで第三部隊にあたる。主に瀞霊廷内で罪を犯したものを投獄、監督する役目を担うが、護廷隊に入隊したものの危険分子とみなされたものを調査、捕縛し、監視下に置く「特別檻理」も行う。
檻理隊
かんりたい
緊急用に死神に支給されている仮の肉体。極度に弱体化した死神はその中に入って力の回復を待つ。より人間に近づけるためかその身体能力は人間と同等。
義骸
ぎがい
最下層のメノスで雑兵扱いにされる。尸魂界(ソウル・ソサエティ)で、通常、大虚(メノスグランデ)として紹介されているタイプ。数はそれなりに多く、すべて同じ姿をしているのが特徴。巨大だが動きが緩慢で知能も獣並み。死神の隊長クラスでも倒すことが可能。
最下級大虚
ギリアン
霊力の強い人間が、修行により虚(ホロウ)を倒す力を持つようになったもの。死神とは異なりホロウを完全に消し去ってしまう。自衛・周囲を護るための手段とはいえ、その事を危険視した死神が200年前、滅却師を殲滅させ、生き残った者にも監視をつけていた。雨竜の祖父・宗弦は死神と滅却師の相互理解・協力を望んでいたが最後まで叶うことはなかった。雨竜は滅却師の最後の生き残りのひとり。
滅却師
クインシー
散霊手套(さんれいしゅとう)を付け七日七夜弓を成す事のできた滅却師(クインシー)が、散霊手套をはずし極限まで力を得た姿。この形態の後に失った滅却師の力を復活させるためには、肉体や精神を限界まで削った後、心臓の同房結節右19mmに霊弓の一撃を受けなければならない。
滅却師最終形態
クインシー・レットシュテール
本体は姿を隠し、首から生えた疑似餌に人の形をとらせ、それが見える霊的能力の高い人間の魂だけを狙う。
その高い力で長い年月の間、死神を退けてきた。一護は幼い頃、この擬似餌に騙された。これが一護の母・真咲の死のきっかけとなる。
敵の記憶を探り、相手がもっとも倒すことをためらう者を形作り盾にする。