破面・VS.死神篇
episode:190~205
激闘の末、グリムジョーを倒した一護の前に新たな十刃(エスパーダ)が現れた。第5十刃(クイント・エスパーダ)ノイトラ・ジルガだ。十刃最強を自負するノイトラに一護は再び苦戦を強いられる。一護の傍にいたネルを見つけたノイトラは、ネルが元十刃という驚くべきことを口にする。
記憶になく否定するネルを信じた一護は彼女を庇いながら必死に戦うが窮地に立たされる。そんな一護を見たネルは、一護を護るため本来の姿、ネリエル・トゥ・オーデルシュバンクに戻るのだった。
浦原喜助の力で安定した黒膣(ガルガンダ)が出来たことによって、万全の状態で護廷十三隊隊長たちが虚圏(ウェコムンド)に来れるようになったのだ。涅マユリVSザエルアポロ、更木剣八VSノイトラ、そして朽木白哉VSゾマリ。強者たちの戦いが始まった!
第7十刃(セプティマ・エスパーダ)ゾマリ・ルルーと対峙した白哉。アーロニーロとの戦いで傷つき意識を失うルキアに止めをさすというゾマリに対し、白哉の静かな怒りが爆発する。
目で見たものの支配権を奪う能力「愛(アモール)」によって左手左足の自由を、更にはルキアまで人質に取られた白哉だが、卍解・千本桜景厳によってその不利な状況さえも看破するのであった。
ザエルアポロの前に現れたのは護廷十三隊十二番隊隊長、涅マユリだった。卍解・金色疋殺地蔵により倒したかに見えたが、ザエルアポロは副隊長涅ネムの内部に侵入し霊子を吸収し蘇る。しかしマユリの開発した、一秒が百年にも感じる超人の感覚になる新薬「超人薬」によりザエルアポロは倒されるのであった。
一方、剣八とノイトラの戦いは、互いに一歩も譲らない熾烈をきわめる戦いになっていた。
歴代十刃最高硬度を誇るノイトラの鋼皮(イエロ)を前に苦戦しつつも、剣八は強敵と戦えることに喜びを覚えるのだった。眼帯を外し霊圧を解放した剣八に対し、ノイトラは帰刃することにより対抗する。
そして藍染の真の目的が明らかになる。藍染は空座町を消滅させ王鍵を創生し尸魂界(ソウル・ソサエティ)を攻め落とすことを目論んでおり、その囮として織姫を利用したのだ。空座町が消えると焦る一護。しかし空座町には既に残りの護廷十三隊隊長たちが藍染たちを待ち構えていた。十刃(エスパーダ)VS護廷十三隊。戦いの火蓋が切って落とされた!!